8/25の株式見通し
2008.08.25 Monday
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堅調、米株高・円安・原油安受けて自律反発
日経平均の予想レンジは1万2700円─1万2950円
先週末22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続伸。前日比197ドル85セント高の1万1628ドル6セント。
韓国の政府系金融機関、韓国産業銀行が買収対象のひとつとしてリーマンの買収を検討していると報じられ、金融株を中心に買いが入った。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で、最近の商品価格の下落とドル相場の安定に加え、景気減速が今後インフレを抑制するとの見通しを示したと伝わった。当面の金利据え置きを示唆したと受け止められ、相場は上げ幅を広げた。
前日に急伸した原油先物相場が大幅に下落し、米景気不安が和らいだことも株式相場の支援材料となった。
ただ、原油市場に石油輸出国機構(OPEC)の減産観測が台頭してきている。9月9日に開くOPEC定例総会を控えて、サウジアラビアが取り組んでいる増産が相場下落を招いたとの反発が他の加盟国から出ており、生産量の行方に市場関係者の注目が集まっている。
為替は22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に反落。1ドル=110円ちょうどから10銭。
円は対ユーロで3営業日ぶりに大幅反落。前日比1円25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=162円80―90銭で取引を終えた。米株相場の大幅高で、投資家のリスク許容度が回復するとの思惑などから円を売ってユーロを買う動きが優勢だった。
とりあえず今日の東京市場は堅調に推移しそうですが、今週は原油価格や金融不安など、荒い値動きになりそうですね。
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